夜空を見上げよう

×天体写真 ○電視観望 始めました。気づいたことをつづります。

M13とセットで愉しむ名脇役 ヘルクレス座の球状星団 M92

8月27日は、酷暑となり夜半までは空に晴れ間が広がっていました。2時間ほどですが、望遠鏡を出して星撮りしました。M15も撮りたかったのですが雲が広がって時間切れでした。

ヘルクレス座球状星団 M92
撮影日時 2022年8月27日22時19分~22時45分
Neptune Cll Gain 400 Offset 10 露出 10Sec 70枚 dark 10Sec 70枚 flat補正なし
 Az-Gti 経緯台モード EVOSTAR 72EDll  QBPフィルターAstroberry KStars EKOS
Sirilでスタックとストレッチ GIMPでトリミング

8cmアクロマートでふわっとした玉のように見えたM92

ドブソニアンではM13を訪ねた後、一回り小さなM92も立ち寄るような見方をしていました。(よく忘れます笑)今回はじめて撮ってみて判ったといいますか、広い範囲で小さな微恒星が集まりはじめていて、何となくだんだんと中心に向かって明るくなっていくような写り方をしています。迫力あるM13のあとの小ぶりなM92はかわいらしいのですが、8㎝でも小さなふんわりとした玉のように見えたことを思い出します。

ガイドブックの思い出

こうやって自宅で電視観望をできるようになり、改めてガイドブックを見たり、ネットで検索してみたりして充実した時間となりつつあります。私が愛用してきた浅田英夫さんの「星雲星団ウォチング-エリア別ガイドマップ」。もう20年以上の付き合いになりました。一人で始めた天体観測でしたから、なかなか導入出来なくて悩んでいた頃に本屋で立ち読み。本の序文とあとがきに納得して購入したのを覚えています。ドブや広視界アイピースを買って更に面白くなったのもこの本のお陰で、今では表紙カバーも無くなり繰り返し開いてすっかり膨らみました。いつまでも使いそうです。