夜空を見上げよう

×天体写真 ○電視観望 始めました。気づいたことをつづります。

満月下の球状星団 M15とM2

9月10日は中秋の名月です。我が家のベランダは南西なので残念ながらめでることはできません。星仲間の自宅の望遠鏡からZOOMでお月見をさせてもらっている間に、球状星団くらいは写るのではないかなと満月下でやってみました。

ペガスス座球状星団 M15

ペガスス座球状星団 M15
撮影日時 2022年9月10日22時48分~23時02分
Neptune Cll Gain 400 Offset 10 露出 10Sec 100 75枚
 dark 10Sec 70枚 flat補正なし
 Az-Gti 経緯台モード EVOSTAR 72EDll  QBPフィルターAstroberry KStars EKOS
Sirilでスタックとストレッチ GIMPでトリミング

風で揺れたものを取り除いて75枚をスタックしました。ドブソニアンでよく見ていたので再会を楽しみにしていました。

前回は雲と強風のため断念していただけにうれしいです。

 

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水瓶座球状星団 M2

水瓶座球状星団 M2
撮影日時 2022年9月10日23時12分~23時31分
Neptune Cll Gain 400 Offset 10 露出 10Sec 100枚のうち60枚
 dark 10Sec 70枚 flat補正なし
 Az-Gti 経緯台モード EVOSTAR 72EDll  QBPフィルターAstroberry KStars EKOS
Sirilでスタックとストレッチ GIMPでトリミング

このM2も M15の近所ですが、番号2というところでいつもシンプルな疑問が浮かびます。周囲にはいくつかメシエ天体があるのですが、どんな順番でつけていったのでしょうか。

電視観望の楽しいところ

振り返ればドブソニアンでは、視ることよりも視野内に導入することを楽しんでいました。丁度 フィッシングでのキャッチアンドリリースのようなノリで、球状星団や銀河をめぐっていました。

ベランダ電視観望も最初は調整や操作の習熟に追われていましたが、今はすっかり落ち着いて眼視観望とおなじように星めぐりを楽しめています。あと数年もすれば、世の中、初めての望遠鏡が電視観望セットという時代になるような気がします。それにしても満月でも球状星団を視ることができるなんて電視観望楽しいです。

 

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