うっすらと見えてきたフィラメント かに星雲M1
25日土曜日の夜は曇天となり電視観望を諦めて、26日日曜夜に行いました。とはいえ、翌日は仕事。まだ明るい18時にベランダに機材を展開。19時から22時までの間で観望する作戦を立てました。
明るい間のセッティングだったので、改めて水平器を当てて確認もできました。月もでているのですが、まだ撮ったことのないM1を電子観望してみました。
ドブで眺めていたときと同じく 白い雲がディスプレイに写しだされ懐かしくも感じました。やがて、枚数が増えてくるとピンクの有名なフィラメントが見えてきました。これは初めての体験です。
画像処理をしてみると光害のせいか、背景が明るくグレーになってしましました。そこでZTF彗星でお世話になったStarNet++を使って星と背景を分離してコントラストを調整し再合成してみました。まったく露光時間が足りておらず、どこにあるのかも分からないようなものになってしまいましたが、ご笑覧ください。
散開星団と惑星状星雲の組み合わせがすばらしい M46とNGC2438
M46も小口径の屈折望遠鏡で眺めると素晴らしいのですが、電子観望では1枚目から惑星状星雲も浮かび上がり、散開星団に寄り添う惑星状星雲の姿に感動しました。
Siril 1.2.0-beta1は、高機能(のようです。)
ちょうどベータ版のリリースのお知らせが飛び込み、無謀にも安定版をアンインストール。beta1版を使ってみました。StarNet++のCLIバージョンを組み入れることもできるのですが、私の場合Windows版でリリース前のテストが足りていないようです。YouTobeを見ながらテストをしています。
INDIのクライアント・サーバー利用
Astroberryの使用法として、これまではKstar・Ekosとも ラズパイ上で起動し、自室のPCからビューワーでコントロールしていました。
INDIは、linuxならではのクライアント・サーバーとして動作しているのだし、PCのプラネタリウムソフトから操作するほうがラズパイも楽なのではと考えました。
PC上のStellariumはスムーズに接続することができ、サクサクと導入できるようになりました。EkosもPCで動かせれば、プレートソルビングももっと早くなると思い、こちらもWin版をインストールしてテストしてみました。ときどきクラッシュしてしまいますが、思っていたとおりプレートソルビングは早くなり快適です。撮影についても、ローカルのディスクに保存されるようになりました。SDカードにゴリゴリ書き込むのはいかがなものかと思っていただけに、気楽になりました。