3月あたりから、平日晴れて休日は雨天という残念な天候ローテーションが続いています。先週末も雨となり、パッとしませんでした。GW明けからは出張も入り始め、通勤も久しぶりにラッシュを経験しました。世の中、忙しくなってきました。
前回、調子に乗ってGAIN値を高めに設定して飽和させてしまい1枚もモノにすることができませんでした。M104ソンブレロ銀河も西に傾くのが早くなり、そろそろ終わり。この失敗を挽回したい思いも重なって、平日の夜なのにとうとうやってしまいました。
GAIN値と露光時間
経緯台モードで電子観望していたときは、GAIN値を400以上にあげて10秒で撮像していました。今回は、いろいろと調べてみてGAIN180、30秒でやってみました。モニターもかねて、SharpCapの仮想フォルダーカメラでファイルをライブスタックし、前回よりもはっきり写っていることは確認できました。翌日も仕事なので、すぐにbias、dark、flatを撮影して、24時までにベランダから撤収できました。冷却CMOSカメラだとダーク撮影は後回しにできるそうです。時間をお金で買えると思うとSVBONYの冷却CMOSカメラなんか欲しくなってきますね。
低倍率アイピースのような雰囲気で
Sirilのスクリプトで画像処理し、ストレッチしてみるとソンブレロ銀河が浮かびあがってきました。
ドブで低倍率アイピースを使って眼視観望していたときの雰囲気を思い起こさせる写り様です。本当は超新星爆発で話題のM101を撮りたかったのですが、今週末に期待することにしました。