夜空を見上げよう

×天体写真 ○電視観望 始めました。気づいたことをつづります。

SV605CC その後

SV605CC その後

回避コード入りのINIDIドライバをビルドしたものを知り合いから提供されましたので早速 昨夜動かしてみました。症状は全く出なくなり、正常に動作しています。Kstarsは、大勢のプログラマが開発に参加している製品なのですが、今回の場合のようにメーカーの製品より早く対応してもらえる可能性もあることがわかりました。

 

M42 オリオン大星雲

昨夜は夜半から風が出てしまいました。テストもかねてあちらこちら望遠鏡をプレートソルビングで向けたりしていたのですが、結局、45分で切り上げたM42のみとなりました。西向きのベランダでは、まだ、銀河より星雲のほうが撮影対象としては多く、こちらはCBPフィルターを実装してしまっていたのも要因のひとつです。

M42 オリオン星雲
2024年3月15日  20:40-21:48 Light 60Sec*45(総露出45分)
 GAIN 180 offset 10 Bias 45 Dark 45 Flat 45
CMOSセンサー温度 -5.0°C
サイトロン CBPフィルター  
SkyWatcher EVOSTAR 72EDII SVBONY SV605CC
AZ-GTi Ubuntu Desktop (Raspberry Pi4) Kstars EKOS
SV305 PHD2 Siril 1.2.0
Topaz DeNoise AI Lowlight
GIMPトーンカーブ補正

レデューサーなしのEVOSTAR 72EDIIでこれくらいの画角です。NeptuneCIIに比べると広がりのあるものが撮りやすくなりました。また、QBPフィルターと比較すると青みがふえているようで色合いも随分違います。それもまた新鮮です。