ふたご座流星群の直前となりましたが、準備を兼ねて予行演習を行いました。
当方の機材
AtomCam Swing(無改造)
※AtomCam2は人気があり、いつも売り切れています。
カメラ三脚
ストーンバッグ
ダンベル 2Kg 1個(重石です。)
ダウンロードした検出用プログラム meteor-detect
※動作させるためにwin11にpythonをインストールする必要があります。
撮影
ベランダで12月9日22時から翌10日6時まで録画しました。特別な操作は不要でSDカードに映像が記録されるのを待ちます。
検出
翌朝、AtomCam SwingのSDカードを取り出して、フォルダ 20231209、202312102つのフォルダをPCのディスクにコピーします。
windowsのコマンドプロンプトを起動して、meteor-detect の中のpythonコードを走らせます。
例:atomcam.py -d 20231210 -h 00 --mask ./mask_XXX.png
マスクの作成
ご覧のような場所ですので、高速道路の車や真夜中の自動車のハイビームで浮かび上がるマンション、はたまた電車も検出してしまい、フォルダの中が溢れかえってしまいます。マスクを作成して下界を覆うことで上空の変化だけを検出できるようになります。
マスク作成方法は特に説明されていなかったのですが、同梱されていたマスク画像が2値化画像のようにみえたので、GIMPに読み込んだ画像の上に新しくレイヤーを追加して、ビルやマンションなどをブラシで塗りつぶしてから、メニュー色 -> しきい値にて2値化変換しました。最後に風景画像のレイヤーを削除して2値化レイヤーのみとし、保存はpngのインタレース指定で保存します。
比較明合成
今回は、7つの流星を検出し、7枚のjpgと1秒間のmp4ファイル 7つが保存されました。比較明合成には、SirusComp 64を使用しました。直感的に一発で合成してくれます。
洗濯ばさみがご愛敬なのですが、こんなに明るいところでも流星が写ることが分かりました。あなたの家の窓からも検出できます!(笑)
ふたご座流星群
天気予報では12月14日の夜は、雲が多く、ふたご座流星群はむしろ13日の夜がおすすめとのことです。13日夜、14日夜の二晩 録画してみることにしました。