夜空を見上げよう

×天体写真 ○電視観望 始めました。気づいたことをつづります。

7月17日 三連休中日のM27

M27 亜鈴星雲
  2023年7月17日  2:30-3:30 Light 60Sec*60(総露出 60分)
SkyWatcher EVOSTAR 72EDIIPlayerone Neptune-C II
 GAIN 180 offset 5 Bias 60 Dark 60 Flat 60
QBPフィルター オートストレッチのみ
Ubuntu Desktop (Raspberry Pi4) Kstars EKOS PHD2 Siril 1.2.0-rc1 
GIMPでトリミング
OSが起動せず

7月16日の夕方。久しぶりの快晴に恵まれ張り切って準備していたのですが、ラズパイのOS Ubuntuがエラーで起動せず、再インストール。22時から翌2時まで4時間ほどダウンロードやらセッティングに追われてしまいました。当初予定していたM8ラグーン星雲は、もう低くなってしまいました。原因は、KstarsやEKOSをソースコードコンパイルしようと環境をインストールするときにミスを犯し動作が不安定になってしまっていました。今回 SDカードを初期化してOSを入れなおしたので、復旧後の気分としてはある意味スッキリしました。ブログに手順を備忘録がわりに記載していたことも役立ちました。

petitetomato.hatenablog.com

 

動作確認を兼ねてM27 を撮影

Kstarsを見てみると、わし星雲も低くなっています。そこで、セッティングの確認もかねて亜鈴星雲M27を1時間撮影してみました。撮影した後は、いつも通りSIrilに標準で添付されているスクリプトを実行して、60枚を重ねました。結果を見るためにオートストレッチをかけたところ、今までの亜鈴星雲と違って随分明るく現れてくれました。その後、いろいろ画像をいじってみたのですが、この最初の画像を上回る結果にならず、

このまま掲載することにしました。今回のM27は、リンゴの芯だけでなくプルプルの透明なゼリーがまとわりついているように見えています。不思議な形状です。

 

Background Extraction

もう少し、何かできないかと背景の光量の傾斜を補正してみました。

上記にSirilのbackground extractionで傾斜を補正

2023年7月18日追記