7月19日(水)の帰宅途中の電車の窓から晴天の夕焼けが美しく、翌日が在宅ワークというのもあって、ササっとベランダで撮ることにしました。
対象は、南中直後のM8。総露出60分で自動導入。ところが西側から自動導入で赤道儀のマークがM8に向かっていたのですが、突然子午線越えが始まり、望遠鏡は一気に北を向いて、東からM8に向かっていくようにモニター上をマークが動いていくではありませんか。こわごわベランダに向かうと、一応M8の方を指しています。プレートソルブを実行するとM8が中央に入っていました。で、そのまま撮影に入りました。
撮像を開始して、ついウトウト。気づくと40分近く経っていたのですが、モニターのM8は思いっきり流れています。ベランダに行くと、AZ-Gtiからケーブルが抜けていました。ケーブルは風の振動が望遠鏡に伝わらないように三脚にバンドでまとめているのですが、子午線越えで1回巻き付いていて余裕がなくなっていたようです。撮影後20分すぎたところで画像が流れていました。
で、残っていた画像から処理したのが、このM8です。
昨年の経緯台モードで撮影したものと比較してみるとずいぶん違っていました。
子午線越えは初めての経験(しかも逆の動きですよね。)昔は2軸モーターとコントローラだけでしたから。ほんとに安価に楽しめる良い時代になりましたね。