M17の撮影
お盆から3日後の8月18日(金)、台風一過の澄んだ空気を期待して望遠鏡を出しました。前回、M16で手ごたえを感じたので同じ条件でM17を撮影しました。スターリコンポジションを取り入れています。背景のノイズを恐れるあまり星雲が暗くコントラストが強めでやや迫力がかけてしまいました。
そのため、スターリコンポジションをせずにストレッチとカラーバランスの調整を行い、星雲全体が分かるような明るさに調整しました。その代わり、背景が荒れてしまいました。
NGC6888(三日月星雲)
M17と同じ条件で三日月星雲(クレセント星雲)を撮影しました。なかなかの難物で貧相になってしまいました。焦点距離の短い明るい鏡筒でとったほうが良いように思います。
SirilのLiveStacking
Sirilでもライブスタッキングができるようになりました。指定したフォルダに撮像データを見にいくポーリングモードのしくみです。バイアス、ダーク、フラットもセットできます。実用に使ったことはないのですが、先週のM16のデータをライブスタッキングさせてテスト動作させてみました。
重くて遅く、やはりSharpCapに軍配が上がります。ノイズがどれくらいなのか、モニターに数字が出ているので、90枚分のノイズをメモしてグラフ化してみました。
グラフにしてみると最初の30枚までは、一気に減っていきます。その後は鈍化していきますが、スタック枚数が多いほどノイズ低減する傾向は変わりありません。
90分露出を継続してみることにしました。