お気楽な電視星活をブログにつづり始めて1年が経ちました。気づいたら、Topaz DeNoise AIをポチっと。初めての画像処理ソフト購入です・・・・・
短時間多重露出とディザリング
9月17日・三連休の中日は晴天になりましたが、風が出ていてベランダでの観測に不利な条件となってしまいました。そこで30秒露光で風が弱まった時のラッキーイメージをねらうということになりました。
夜半を過ぎてようやくちょうこくしつ座のNGC253が西の空に回ってきました。低空なので上階のひさしがネックとなるベランダからの撮影に好都合なのですが、30秒の撮影を繰り返すと60秒に比較してディザリングが2倍作動するわけで、まあいいだろうとOFFにして撮影しました。翌朝 画像処理してみるとハケで刷いたような縮緬ノイズが発生してしまいました。目立たないように処理しても縮緬ノイズが薄く見えています。
もっとストレッチすると銀河がぐっと浮かび上がるのですがノイズもまるでゴッホの星月夜のようになってくるので止めました。
Topaz DeNoise AI
最近、このブログもはてなブログの中の方々に読んでもらえるようになりそれが励みで更新が進んでいたのですが このノイズで更新意欲も薄れてしまいました。
みんなどうやっているのかねえ。と、通勤電車の中でブラウズしているとデノイズを使ってノイズを除去している話があり、さっそく自宅でダウンロード試用してみました。
一発で操作でき、細かい調整が全く不要です。Sirilにもノイズ低減処理はあるのですが操作しても効果がはっきりせず使いこなせていませんでした。ところが、このTopaz DeNoise AIは、AIというだけあって画像ごとの最適な処理パラメータを導き出して処理しているようです。素晴らしい。さっそく、結果をsaveしたところ、真ん中にドカンと透かしが入ってしまい、購入しないと透かしが解除できないようになっていました。
買うべきかそれとも我慢するべきか
さあ、みなさんもあるあるの葛藤が湧き出してきました。お値段は$79.99。ドル円は、今日はさらに円安が進んで149.13円となっています。ほぼ1万2千円です。2年前は、$54くらいで販売していたようですが値上げしているうえに円安が進んでいて悔しいです。
もちろん、ラズパイとフリーソフトで楽しんできた電視星活です。ポリシーをやすやす曲げたくないのですが、DeNoize AI 持ってるよって言うのも良いな(笑)。デュアルバンドパスフィルター買おうかと思っていましたがそれより安いし。今の自分には、こっちのほうが価値がある(笑)と結論しポチりました。
DeNoiseAI 祭り
操作が簡単なので、先週3時間撮影した らせん星雲の写真でもやってみました。
GIMPで思いっきり明るくしてコントラストも強くあててjPEGで保存。最後にDeNoiseAIしてみました。以前の薄暗い写真がきれいに明るく処理できてうれしくなってきました。