夜空を見上げよう

×天体写真 ○電視観望 始めました。気づいたことをつづります。

NGC7000 北アメリカ星雲のカリフォルニア半島部

NGC7000 北アメリカ星雲のカリフォルニア半島
2023年11月3日  21:18-23:52 Light 60Sec*120(総露出120分)
SkyWatcher EVOSTAR 72EDII
Playerone Neptune-C II
 GAIN 320 offset 10 Bias 120 Dark 90 Flat 120 DBPフィルター
 AZ-GTi Ubuntu Desktop (Raspberry Pi4) Kstars EKOS SV305 PHD2
Siril 1.2.0
Color Calibration/Topaz Deoise AI Lowlight
Star Recomposition
11月2日の撮影

11月1日のバブル星雲がよく写ったことで、翌2日もチャレンジしたのですが選んだ対象が暗いものだったため、ストレッチを強くかけても十分に浮かび上がらずボツになりました。夜更かしがムダになりがっかりです。DBPフィルターと7㎝という口径の組み合わせでは、集光力が不足していてどの星雲でも写るわけではないという教訓を得ました。プレビューでよく検討してから撮影に入ることにします。

 

11月3日の撮影

11月3日も晴天となり、3夜めのベランダ撮影となりました。さすがに3日めは体力的につらいです。ベランダなのだから、そのままにして寝れば・・・とお思いかもしれませんが、マンションのベランダは風が出ると思わぬ突風となる場合がありパーツの落下などあれば危険です。この日は、北アメリカ星雲を2時間とることにしたのですが、ディザリング動作が加わりその後のダーク撮影まで入れると延々4時間以上となってしまいました。DBPフィルターを使用した場合、撮影は長時間になってしまいました。

 

画像処理

Sirilでこれまでの画像処理は、ストレッチをかけてそのまま仕上げていました。10月13日にQBPフィルターで同じ部分を撮っていましたので以下に示します。

NGC7000 北アメリカ星雲(部分)
2023年10月13日  23:56-25:17 Light 90Sec*60(総露出90分)
SkyWatcher EVOSTAR 72EDII
Playerone Neptune-C II
 GAIN 180 offset 10 Bias 60 Dark 60 Flat 60 QBPフィルター
 AZ-GTi Ubuntu Desktop (Raspberry Pi4) Kstars EKOS SV305 PHD2
Siril 1.2.0

 

今回は、ColorCalibrationを使ってみました。北アメリカ星雲といえばピンク色というイメージがあるのですが、まったく違う印象のものになりました。次回は、HaとOIIIを抽出して画像処理する方法がYouTubeで公開されているのでそちらを参考にした画像処理をやってみようと思います。