夏空にドブソニアンで観望していたときには、必ず訪れていた名所を撮ってみました
もっと長焦点で撮りたくなった 環状星雲
先にM27を撮影したつもりでしたが、ファイルスタンプを確認するとこの環状星雲を撮っていました。この環状星雲も 星空の中でこと座の形が見えればすぐに導入できますし、しっかり輪が浮かんでいるのがすぐにわかります。眼視ではリングに見えていた環状星雲ですが、画像を調整しているうちに今回の写真では中心の穴のように見える部分のモヤモヤの濃い部分と薄い部分が判ってきました。こうなるともっと長焦点の望遠鏡で大きく撮りたくなってきますが、ここは自制心を働かせてベランダ観望の身の程を自覚しました。しばらくは、このままお手軽で・・・
フレーミングはいいが光量不足? 網状星雲東側
この夜、もっとも時間をかけたのが網状星雲です。しかし今回は、他の天体も撮っているのでダーク別撮りが面倒になり同じ設定にしたのが失敗でした。300枚でも露光不足のようでうまくうかびあがってきませんでした。露出時間を10Secー>15Secにすべきでした。今回気づいたのは、フレーミングがきれいにきまり、網状星雲の視野回転も少ないことです。
AZ-GTi経緯台モードの望遠鏡の初期位置は水平・北向きなのですが、そのときにいつもCMOSカメラも画角を水平に接続しています。また、天球上の位置もいいのか時間当たりの写野の回転量も少ないことがわかりました。来月は、ベランダの上階の陰からもう少し早く出てくるようになるので、最初からこの網状星雲を目的として値を詰めながら撮影をおこなってみようかと思います。