夜空を見上げよう

×天体写真 ○電視観望 始めました。気づいたことをつづります。

眼視観望で訪ねていた 環状星雲 M57 と 網状星雲 東側 NGC6992 を電視観望してみたら

夏空にドブソニアンで観望していたときには、必ず訪れていた名所を撮ってみました

環状星雲 M57
撮影日時 2022年8月19日22時39分~22時59分
Neptune Cll QBPフィルター Gain 400 Offset 10 露出 10Sec 100枚 dark 10Sec 100枚 flat補正なし Az-Gti 経緯台モード EVOSTAR 72EDll  Astroberry KStars EKOS Sirilで前処理、スタック・ストレッチ後背景グラデーション削除、フォトメトリック色補正  GIMPでトリミング

もっと長焦点で撮りたくなった 環状星雲

先にM27を撮影したつもりでしたが、ファイルスタンプを確認するとこの環状星雲を撮っていました。この環状星雲も 星空の中でこと座の形が見えればすぐに導入できますし、しっかり輪が浮かんでいるのがすぐにわかります。眼視ではリングに見えていた環状星雲ですが、画像を調整しているうちに今回の写真では中心の穴のように見える部分のモヤモヤの濃い部分と薄い部分が判ってきました。こうなるともっと長焦点の望遠鏡で大きく撮りたくなってきますが、ここは自制心を働かせてベランダ観望の身の程を自覚しました。しばらくは、このままお手軽で・・・

 

フレーミングはいいが光量不足? 網状星雲東側

網状星雲東側 NGC6992
撮影日時 2022年8月20日1時21分~2時16分
Neptune Cll QBPフィルター Gain 400 Offset 10 露出 10Sec 300枚 dark 10Sec 200枚 flat補正なし Az-Gti 経緯台モード EVOSTAR 72EDll  Astroberry KStars EKOS Sirilで前処理、スタック・ストレッチ後背景グラデーション削除、 GIMPでトリミング

この夜、もっとも時間をかけたのが網状星雲です。しかし今回は、他の天体も撮っているのでダーク別撮りが面倒になり同じ設定にしたのが失敗でした。300枚でも露光不足のようでうまくうかびあがってきませんでした。露出時間を10Secー>15Secにすべきでした。今回気づいたのは、フレーミングがきれいにきまり、網状星雲の視野回転も少ないことです。

AZ-GTi経緯台モードの望遠鏡の初期位置は水平・北向きなのですが、そのときにいつもCMOSカメラも画角を水平に接続しています。また、天球上の位置もいいのか時間当たりの写野の回転量も少ないことがわかりました。来月は、ベランダの上階の陰からもう少し早く出てくるようになるので、最初からこの網状星雲を目的として値を詰めながら撮影をおこなってみようかと思います。