夜空を見上げよう

×天体写真 ○電視観望 始めました。気づいたことをつづります。

初めて導入したときの感激を忘れずに ヘルクレス座球状星団 M13

8月19日金曜日の夜は、週末の久しぶりの晴天となり 20日の明け方まで星撮りを堪能しました。ベランダは西向きなので、まずはM13からです。

ヘルクレス座球状星団 M13 2022.08.20
撮影日時 2022年8月19日22時10分~22時30分

Neptune Cll Gain 400 Offset 10 露出 10Sec 100枚 dark 10Sec 100枚 flat補正なし Az-Gti 経緯台モード EVOSTAR 72EDll  Astroberry KStars EKOS Sirilで前処理、スタック・ストレッチ後背景グラデーション削除、フォトメトリック色補正  GIMPでトリミング

M13は、ヘラクレス座の中にあり星をたどって導入しやすい対象です。自動導入なんて高級な赤道儀を持っていなかったその昔、ようやくアイピースの視野に入れたあと、いつまでもモーターで追いかけていたことを思い出しました。

不思議な天体

星雲なんかは、その生い立ちは理解できるのですが、この球状星団はどうなってるんでしょうね。重力は? 引力は? 集まっているのか、もしかすると釣り合っているのか、あのあたりに地球があったら星空はどんな風にみえるのか ほんとうに不思議な天体です。

写りやすい天体ですが難しい

同じ望遠鏡でこの半年の間に数回このM13を取りましたが、月齢や大気の状態で毎回全く写り方が違いました。今日は透明度があがっているのか、周辺の微恒星も写っていて美しい姿となりました。もっときれいに撮りたくなりました。