夜空を見上げよう

×天体写真 ○電視観望 始めました。気づいたことをつづります。

2023年夏のM13 ヘルクレス座球状星団

M13
2023年7月24日  23:30-24:30 Light 60Sec*60(総露出 60分)
SkyWatcher EVOSTAR 72EDII Playerone Neptune-C II
 GAIN 180 offset 5 Bias 60 Dark 60 Flat 60
QBPフィルター AZ-GTi
Ubuntu Desktop (Raspberry Pi4) Kstars EKOS SV305 PHD2 Siril 1.2.0-rc1
Background Extraction/Photometric clolor calibration

昨年 経緯台モードでM13を撮っていたのですが、「赤道儀モードで総露出時間を延ばしたほうが球状星団の微恒星がたくさん写る」という仮説(希望的観測!?)を立てて再度 臨みました。

総露出時間60分

昨年は、経緯台モードで20分の総露出でしたが、今回は、無理やりストレッチを掛けなくとも微恒星が現れたのですが、そんなに違いはないような・・・・

今回は端っこに注目してみると銀河のようなものが写っています。Astronomy.netにアップロードしてアノテーション図を取得してみました。

画像:Astronomy.netが生成したアノテーション

NGC6207:こういうものが傍にあること 毎年訪問していた名所なのに知りませんでした。 昨年は経緯台モードでスタックしているので、端っこは写野回転のためスタック枚数が足りずに写っていないようです。

 

petitetomato.hatenablog.com

 

奥深い球状星団の撮影

Astromony.netでは 同じM13の写真がいくつも表示されるのですが、微恒星がびっしりと詰まった写真がいくつも上がっていました。私もそのようなものを期待していたのですが、まだまだ足りないようです。

  • 集光力不足 7㎝の屈折より30cmの反射望遠鏡でしょう。
  • 極軸の調整不足 PHD2を過信
  • 赤道儀の精度不足 AZ-GTiですし・・

そういえば、最近 AZ-GTiの水平クランプねじがくるくる回って締まりにくくなってきました。これが現在の課題です。