夜空を見上げよう

×天体写真 ○電視観望 始めました。気づいたことをつづります。

薄曇りの中のM33

10月に入ると急に肌寒さを感じるようになりました。当方の西向きベランダも天の川が高度を下げ始め、上階の影響を受けることがなくなり、ようやく撮影シーズンに入りました。

網状星雲、北アメリカ星雲、ペリカン星雲、コクーン星雲などのうち、昨年の段階で撮影チャレンジしていたのは、網状星雲のみ。今年は、いずれかを撮ってみたいと思っています。

 

9月8日(金)の星活

この三連休は天気が良くないとの長期予報だったので、すっかり気を抜いていました。ただ金曜日は日中秋晴れとなったので、仕事から帰宅後おっとり刀でベランダに設置。

冒頭のとおり、まずは北アメリカ星雲を撮影し始めましたがすぐに雲に遮られて中断。

晴れ間がみえてきたところで、最後は西に回ってきたM33を撮影開始。これもガイド星を見失い、60分で中断となりました。

翌朝、画像処理。

アメリカ星雲、コクーン星雲とも薄雲のせいかストレッチしても星雲が現れずボツ。

M33はなんとか画像処理してみましたがなんだか眠たい画像になってしまいました。ですがこれは私にとって初の回転花火銀河です(笑)。

M33 回転花火銀河
2023年10月7日  2:47-4:17 Light 60Sec*70(総露出70分)
SkyWatcher EVOSTAR 72EDII Playerone Neptune-C II
 GAIN 180 offset 10 Bias 30 Dark 30 Flat 30 QBPフィルター IRカットフィルター
 AZ-GTi Ubuntu Desktop (Raspberry Pi4) Kstars EKOS SV305 PHD2
Siril 1.2.0/Background Extraction Star Recomposition
Topaz Deoise AI Standard

次回、よく晴れた日に撮影してみたいです。

 

ガイドスコープ用バーティノフマスク

ガイドスコープのピント合わせに口径50サイズ用のバーティノフマスクを購入しました。ガイドスコープへの取付方法を現在思案中です。ただし、PHD2にもガイド星のモニターがあるので、それを見ながら行う方法もあり、どちらも試してみようと考えているところです。

 

いろいろな宿題が生まれた週末でした。