夜空を見上げよう

×天体写真 ○電視観望 始めました。気づいたことをつづります。

KstarsにGPSモジュールを接続

みちびき対応GPSモジュール(USB)

KstarsがGPSに対応しているのはわかっていました。アマゾンで購入することもできますが、なんとなくどれも怪しいショップのように感じて保留していました。今回、ひょっこり秋葉原に出たついでに買ってきたのが以下のUSB接続のモジュールです。

akizukidenshi.com

私のPI4は、Ubuntu 22.04 LTS なので INDIlibのGPSのページのとおりにインストールしました。が、最新のバージョンでは既にインストール済でした。

www.indilib.org

OSは、電源投入するとデバイスを認識していてgpsdも動作することを確認。1秒おきに現在地を表示しています。ところが、デバイス "/dev/ttyUSB0"をデバイス名として直接指定する例ばかり。その通りにしてKstarsのEKOSを起動すると案の定 シリアルケーブル接続していたAZ-GTiのポートと重なってしまいました。そこで、デバイス名を”” ヌルストリングに戻したところ、EKOSのほうで接続時にポートをチェックして接続してくれました。これは引っ掛かります。

それから、ちょっと迷ったのは、EKOSのプロファイル設定のAUX1のところです。 Others の中にGPSDはありました。

接続状態のパネルの様子です。

接続状態のパネルの様子
システムの日付の更新はまだNTPDが行っています。
ロケーションの精度の重要性を実感

GPSは、遠征時に便利になればと思ってのことでしたが、自宅ベランダにおいても自動導入の精度が上がり、最初の移動でターゲットがFOVに入るようになりました。数回かかっていたプレートソルブが1回~2回で終了し、スピードアップしました。

GOTO 直後の状態です。左隅の観測地表示が、GPS Locationになっています。
今後の課題

今回はGPSモジュールを接続しましたが、インターネットに接続していない状態でのシステム日付・時間の更新が残っています。具体的にはLANのクロスケーブルを手に入れてノートPCをローカルネット接続。遠征を想定した構成でテストしようと思います。